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2026.03.23

  • コラム

製缶板金とは?基礎知識と加工の流れをわかりやすく解説

製缶板金とは、鉄やアルミなどの金属板を加工し、タンクや架台、フレームなどの立体構造物を製作する加工技術のことです。一般的な板金加工が薄板中心であるのに対し、製缶板金は比較的厚みのある材料を扱い、溶接を組み合わせて形にしていくのが特徴です。

主な加工の流れは、①材料切断、②曲げ加工、③組立・溶接、④仕上げ・検査となります。まず図面をもとに材料を切断し、必要な形状に曲げ加工を行います。その後、仮付けを行いながら全体を組み上げ、最終的に本溶接で固定していきます。

製缶板金では、各工程の精度が最終品質に大きく影響します。例えば、切断精度が悪いと組立時に隙間が発生し、溶接品質の低下につながります。また、曲げ角度のズレは製品全体の歪みの原因になります。

さらに重要なのが、溶接時の歪み対策です。溶接による熱で材料が収縮し、製品が変形するため、溶接順序や仮付け方法を工夫する必要があります。

このように製缶板金は、単なる加工の積み重ねではなく、各工程のバランスと経験が求められる分野です。品質を安定させるためには、加工条件の標準化と検査体制の確立が重要となります。